モバイラーになりたい(その三)~モバイルブロードバンドいろいろ~
最近 iPhone/iPod touch でネットしてる人を見るたびに、自分もモバイラーになってみたくなっているHです。
そんなこんなで、先日よりモバイルデータ通信サービスについて調べだしたのだが、実にたくさんのサービスが提供されていることが、段々にわかってきた。
ここで整理してみようと思う。
■おおまかな接続方式の分類
モバイル機器からインターネットに接続するやり方は、主に、
・ワイヤレスWAN
・公衆無線LAN
・家庭内LAN
がある。3つ目の家庭内LANは、自宅のほか、外出先でも、友人宅や帰省のとき実家設備を利用させてもらうなど、有り得ないシチュエーションではないが、モバイラーの本義からちょっと外れるのでいまは考慮しない。
先の記事二本で言及したのは、最初のワイヤレスWANの類いだったのだ。
■ワイヤレスWAN
携帯電話やPHSなどの無線通信技術を利用して、広い範囲に(都市や国の単位で)張り巡らされた通信回線ということらしいです。移動中の車や電車の中でもネットできるのはこちら。
大抵の場合、外付け(USBやPCカードなど)のデータカードが必要になる。(ワイヤレスWANの通信モジュールを内蔵したノートパソコンも一部ある)
一口にワイヤレスWANと言っても、ベースとなっている技術・規格・方式によりいろんな種類がある。
・第三世代携帯電話技術がベースの方式 (3.5Gとも)
・HSPA (HighSpeedPacketAccess)
下り方向はHSDPA、上り方向はHSUPAというとか。
下り最大7.2Mbps
上り最大5.7Mbps
(サービス名と提供会社)
FOMA HIGH-SPEED NTTドコモ
3Gハイスピード ソフトバンクモバイル
EMモバイルブロードバンド イーモバイル
・EVDO
下り最大3.1Mbps
上り最大1.8Mbps
(サービス名と提供会社)
PacketWIN KDDI
・PHS技術がベースの方式
通信速度最大512kbps~800kbps
(サービス名と提供会社)
AIR-EDGE ウィルコム
■公衆無線LAN
最近のモバイルパソコンや携帯ゲーム機には通信モジュールがはじめから内蔵されている。
電波が10数mくらいしか届かないので通信できる場所(無線LANスポット、アクセスポイント、AP)が限られる。
ワイヤレスWANより高速で安価な場合が多いようだ。
(方式)
IEEE802.11a 最大54Mbps、5GHz帯
IEEE802.11b 最大11Mbps、2.4GHz帯
IEEE802.11g 最大54Mbps、2.4GHz帯
IEEE802.11n 最大300Mbps、2.4GHz/5GHz 帯
(サービス名と提供会社)
【有料】
Mzone(NTTドコモ)
ホットスポット(NTTコミュニケーションズ)
BBモバイルポイント(ソフトバンクテレコム)
livedoor Wireless(ライブドア)
Wi2 300(ワイヤ・アンド・ワイヤレス) ※11nに対応
など
【無料】
FREESPOT(FREESPOT協議会)
など
■MVNO【仮想移動体サービス事業者】
さらに、MVNOと呼ばれる 自前の通信網は持たず他社の無線通信網を借りてサービス提供する事業者なんてのもあるものだから(ワイヤレスWANにも公衆無線LANにもある)、提供されるサービスの数も何十とある。
■次世代モバイルデータ通信
さらに、さらに、
現行のデータ通信より更なる高速化を実現する新しいワイヤレスWANの技術も続々登場してくるようです。
・モバイルWiMAX(UQ WiMAX;UQコミュニケーションズ)
下り最大40Mbps
上り最大10Mbps
2009年7月から有料サービス開始
現在のところエリアが首都圏など都市部に限られる。
・XGP (WILLCOM CORE XGP;ウィルコム)
上り下り最大20Mbps
PHSの強化版
現在東京・山手線内で実証実験中
・HSPA+ (EMモバイルブロードバンド;イーモバイル)
最大21Mbps
2009年8月から提供
月額580円~5980円 UQ WiMAX対抗の低価格戦略
・LTE / 3.9G (大手携帯電話会社各社)
数100Mbps級
2010年頃提供開始?
もう、まさに百花ならぬ百波繚乱といった感じ。
こんなに多くの電波に囲まれてわれわれは生きているのですね。
それにしても、一体、自分はどのサービスを選んだらよいのか訳が分からなくなりますね。


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