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カテゴリー「オンガク」の記事

2013年2月10日 (日)

三枝成彰:オペラ「KAMIKAZE-神風-」初演を観ました

一週間前になりますが、三枝成彰氏作曲のオペラ「KAMIKAZE-神風-」初演(2日目)を観てきました。

太平洋戦争末期の特攻隊を題材にした、特攻隊員とその妻、婚約者の間の悲恋のオペラです。

Kamikaze

2013年2月2日(土) 14時~
東京文化会館(上野)大ホール
私Hは、1000円(!)の5階席2列目から。舞台が遠い……


冒頭、カーキ色の軍服や国民服風の人たちが大勢現れて

 「私たちに平和をお与えください」

を色んな国の言葉で歌う、美しくも哀しい合唱が始まると、もうはや目がうるうるしてきました。

(この曲「最後の手紙~The Last Message~」という合唱曲の終曲が使われているそうです。会場で売っていたBru-Rayを購入しました。1000円也。なんとBD-Rだった。)

第2幕の愛子のアリア(戦死した木村少尉の子をにお腹に宿しているというような内容)のとき。
頭の中が白ーくなって、身体中が熱くはないんだけど熱くなるというか、理性が引っ込んで感情がモロに前に出てきたーという感じになってしまって……
それまで堪えていた涙が、つつつー、ぽろぽろぽろぽろっ、と溢れてきました。(ハンドタオル用意しておいてよかった)

いやぁ、子どもが出てくると駄目ですね。。。

各所に挿入されていた軍歌なのに何だか悲しいアレンジの「同期の桜」にも涙を誘うものがありました。

クライマックス。桜吹雪のなかで歌う知子の姿が、それはそれは美しかったです。
(これだけの密度で舞台を満たすの桜吹雪の量はどれくらいだろうか、と理系チックなことも考えてましたが…)

日本語のオペラだけれど、ソプラノの高音の台詞はほとんど聞き取れなかったです。字幕機付きなので、物語が追えなくなることはありません。
三枝氏に言わせると、イタリアオペラもネイティブイタリア人に聞き取れるかと言えば、聞き取れないらしいので、これは確信的にやってるのだと思う。
(著書「三枝成彰、オペラに討ち入る」に書いてあった)

それで、けっこう濃密な音楽体験をしたはずなのですが、
終わってみると、深く印象に残っているメロディーとかはないのですよね。

三枝氏のこれまでのオペラ、「忠臣蔵」や「Jr. バタフライ」と似た傾向の、とても耳馴染みの良いうっとりするような三枝節だったよなぁ、とは分かるけれど。

なので、音楽に涙した、というよりは、

特攻隊員の遺書とか、彼らの置かれた状況を自分の身に置きかえて考えてみたら…そしたらやっぱり妻子のことが頭に浮かんできて…ぶわっと来ちまったぜぃ

というのがどうやら真実のような気がします。

まあ、三枝氏の音楽が、私Hの涙腺の防潮堤の高さを下げるのに一役も二役も買ったというのは確かなことだと思います。
(だから、オペラはちょっとズルいんだよな、と思うのです。)

いやもう、ほんとうに切ない話でした。
特攻隊の物語を英雄視(国に殉じることに崇高な意味がある)したりするわけでもなく、でも決して反戦的(彼等の死は無意味、犬死にだった)と言うわけでもなく、極めて個人にスポットを当てていて、
あの時代に生きた人たちは、ただそうするしかなかったんだろうなあ……と。

私たちが、戦争の時代に生まれてこなかったのは、きっと単なるラッキーな偶然に過ぎないです。
こういう方たちの犠牲があっていまの平和な時代があるのだということを、忘れてはいけないのだと強く思いました。

ちなみに、体が熱くなる。涙が溢れる。といった音楽体験は、これまでに数えるほどしかなくて……

 フィリップ・グラス オペラ「サティアグラーハ」で ガンジーとキング牧師(?)の二人の視線が一瞬合うか合わないか…といった場面 (METライブビューイング、映画館で)

 アストル・ピアソラ 「タンゴ:ゼロ・アワー」の「キンテートのためのコンチェルト」 (自宅オーディオで)

くらいです。
生演奏の会場では今回が初めてだったかも。

オペラはズルいと書きましたが、ピアソラは、言葉やストーリーのチカラを一切借りず、正真正銘、音だけのチカラで私Hの魂(?)を揺さぶったことになりますかね。
いやあ、ピアソラはすごいですよ。

話がそれましたが、
三枝成彰さん。最後の作品と決めていたオペラ書いてしまったけれど、まだまだオペラを作ってください。
1000円席がある限り、私Hは聴きに行きますので……

2013年1月24日 (木)

オルガン1ドルコンサートを聴く (横浜みなとみらいホール)

1月24日(木) 有給休暇をとった私Hは、横浜みなとみらいホ―ルの「オルガン1ドルコンサート」を聴いてきました。

オルガン1ドルコンサート
パイプオルガン“ルーシー”と過ごすランチタイム
公演チラシ

三浦はつみ(パイプオルガン)
山口とも(ガラクタ楽器)

タイツ穿いたすごい変な恰好の人が出てきた。
私Hは全然知らなかったのですが、本日の共演者 ガラクタ楽器の山口ともさんは、テレビにも多く出ている方らしいです。

身近にあるゴミのようなものの寄せ集めを音楽を奏でる道具に仕立ててしまうのには驚きました。廃品から、信じられないような素敵な音がでるのは、まるで魔法のようでした。

オルガン“ルーシー”とガラクタ楽器

へんてこなドラムセット、よく見ればお鍋のフタやらポリバケツやら……

山口ともさんのパントマイムを交えながらの演奏は、ソロもよし、オルガンとの合奏もよし。十分楽しみました。

演奏中の演出として、赤・黄・緑といろいろな色にライトアップされるパイプオルガンというのも初めて見ました。
なかなか綺麗で面白いものです。

客席はかなりの入りでしたが、おじいさんおばあさんくらいの年齢層が多い感じ。
平日昼間なんでしょうがないですよね。
この内容は、小学生くらいには、大ウケでしょうに。もったいない。

それにしても、パイプオルガンは、打楽器が入るとグっとよくなりますね。
ジョプリンの「エンターテナー」やガルデルのタンゴ「首の差で」も格好イイ。
クラシック以外の音楽も演奏できる楽器としての魅力が増します。

いやはや、
はじめての横浜みなとみらいホ―ルのオルガンコンサートは、大変楽しいものでした。
これだけ楽しんで 100円 ってのもいいです。入場料は Suica/PASMO でも払えます。

   ◆    ◆    ◆

コンサートの後は、みなとみらい地区散策。

「横浜みなとみらいホール」があるクイーンズ・スクエア。
ここには『日揮』が入っているビルがあります。
やっぱり報道陣はずいぶん来てました。花束をもって献花にいく人も見かけました。
エネルギー資源開発の最前線で頑張っていた方々の悲報には、エネルギーの仕事にあこがれていた者として、私も胸を痛めています。犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈りします。


JR桜木町駅付近から眺めるみなとみらい
みなとみらい


横浜桜木郵便局の風景印をゲット。
横浜桜木局 風景印
日本一高いビル・ランドマークタワーの隣、三連ビルの一番背の高いビルに『日揮』が入っています。
あれ?コスモクロック(観覧車)とインターコンチネンタルホテルが逆?

2012年12月20日 (木)

歌劇「ヘンゼルとグレーテル」を親子で鑑賞

今日のGoogle、「グリム童話200年」なんだそうです。

20121220

グリム童話といえば……

去る2012/12/15(土)、aちゃんと二人で横浜へお出かけ。
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」を観てきました。

20121215_142812
この日はあいにくの悪天候。ランドマークタワーのてっぺんが見えないほどもやっていました。

20121215_202946

〈公演情報〉
オペラシリーズ~みなとみらい流Ⅲ
E. フンパーディンク作曲
歌劇「ヘンゼルとグレーテル」(日本語訳詞上演)

2012/12/15(土) 15:00-
横浜みなとみらいホール・小ホール


ドイツでは、クリスマスシーズンに子ども達と観る定番オペラらしいです。
作曲者のフンパーディンクはあのワーグナーのお弟子さんなんだとか。

私Hは(もちろんaちゃんも)初見。日本語上演なので子供でもイケるかと思いきや案外セリフは聞き取りにくかったです。
バリトンのお父さんのアリア「ラ~ラララ~」が気に入りました。(歌詞も聞き取りやすかった)

今回の上演、演奏はピアノ連弾+合唱という構成でした。
オーケストラじゃないのがちょっと残念でしたが、たまにはこういう小規模な編成も悪くないのかもしれません。

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aちゃんはグランドピアノを見るのが初めてだったらしく、中が見えるのに興味津々。
以前DVDで見せたトムとジェリーの「ピアノコンサート(1947年公開; アカデミー賞受賞作)」を思い出して、妙に何かに納得している様子でした。


[aの感想ノートより]
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結構、細かいところまで観ていますね…感心感心。

2012年12月 6日 (木)

ライヒ:≪ドラミング≫ライヴ を聴いてきました!

一昨日、東京オペラシティ コンサートホールで行われた「コリン・カリー・グループ:ライヒ《ドラミング》ライヴ」を聴いてきました。

もう最高に素晴らしかったです。とても充実した音楽体験でした。

12/12/04(火)
東京オペラシティ コンサートホール
20121205_003501

私H、ミニマルミュージックは大好きですが、いわゆるミニマル御三家とも呼ばれるミニマリスト達─スティーブ・ライヒ、フィリップ・グラス、テリー・ライリー─ のなかでは、フィリップ・グラスがイチオシで、スティーブ・ライヒもちょこっと(CD 3タイトルくらい)は聴いてますが、あまり好みではないかも・・・というところでした。
リズムが特徴的なライヒ、メロディが美しいグラス(ライリーは情報が少なくてよくわからない)、というのが勝手な私Hの評価。

ところが、このたびのライヴを聴き「ライヒ、めちゃめちゃいいわ」に私Hの中の評価が上がりました。

   ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

「クラッピング・ミュージック」は、カリー氏とライヒ氏の2人のみ、手拍子だけで演奏する曲。
(ライヒ本人が演奏に参加したのはこの1曲だけ)
手拍子だけからあのような重層的な響きが生まれてくるとは驚きでした。

3階席の遠目にはおっさんぽく見えたカリー氏は、1976年生まれの私Hと同い年らしいです。(私ももうおっさんということか……)一方、キャップ帽ですごく若々しく見えたライヒ氏はもう75歳だそうです。

「ナゴヤ・マリンバ」は、2台マリンバのための曲。
マリンバという楽器の響きの美しさに聞き惚れました。 時折感じられる和風で雅な響きが美しかったです。

「マレット楽器、声とオルガンのための音楽」
だんだんアンサンブルが大きくなってきました。
ここでの“声”は歌を歌うためのものではありません。“ヒトの声”という音色を持った楽器として扱われるのです。

注目の「ドラミング」は、約1時間の演奏の間まったく息つく暇なし。

音楽が生み出されている場面を食い入るように見つめていました。

響きの一大曼荼羅、あるいは万華鏡とでも言ったらよいでしょうか。単純なリズムから生まれる濃密な音響。きっとこれは複雑系ですね。稠密な音の放射にずっと打たれ続ける感覚でした。

演奏が終わるや否やライヒ氏の「ブラボー」 (たぶん) に続いて満場のスタンディング・オベイション。
いやはや本当にスゴいものを聴かせていただきました。

   ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

「ドラミング」というタイトルから受ける太鼓をドンドコ鳴らす原始的・本能的な音楽という予想は見事にハズレました。
手拍子とか、ボンゴとか音階のあまりない打楽器から始まり、マリンバやグロッケンシュピールのように正確な音階が出せるまでに発展した打楽器が導入され、それに人の声も加わって、得も言われぬ豊かな響きになることを体感しました。

この響きを生み出す音楽の構造は、作曲家により実に緻密に計算されているという印象を受けました。
そして、それを演奏して現出させる演奏家の技術の高さもまた凄いこと。

ただ、ライヒの音楽は、心の奥底・身体の芯から来るスゴいっ!ではなく、脳みそ、それも大脳新皮質辺りが興奮している感じで、そこが不思議といえば、不思議でした。

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

あと感じたのは、いまそこで音楽が生み出されている現場を目撃することの大事さです。
音楽でもビジュアルはあった方がよい。
とくにライヒの音楽みたいな多分に実験的な性格を持った音楽の場合は。

今まで私Hが「ライヒはちょっとなぁ」なんて思っていたのは、CDで音だけで聴いていたから、というのも少なからず関係しているかもしれません。

ミニマルミュージックって単純な音型の反復が延々続くわけで、うまくノレるとよいですが、ノレないと“ただゴチャゴチャうるさいだけじゃん”ってなってしまうことが間々あります。
CDだと、ながら聴きしたり、さわりだけ聴いてやろうと早送りしたりとか、ちょっと辛くなってきた(ノレなくて飽きてきた)からトラック送りしたりとか、うっかり出来ちゃうから…

そういうズルをやってたからライヒの凄さに気付けかなかったのかも…と思った次第。

できれば演奏家が曲を演奏している光景を見るべきです。
ライヴはそんなに機会がないかもしれないけど、現代には YouTube なんて便利なものがあります。

耳で聴くだけでなく、目でも聴きましょう。
3台のマリンバを9人の奏者で叩くことで出る音なんて、この目で見るまで想像もできなかったから......
(下のチラシの絵が奏者の配置を示している。左からマリンバ、声&ボンゴ、グロッケンシュピール)
(CDのみだと、なんとなくごちゃごちゃ鳴ってるなあ…で終わってたんでしょうね)

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会場では池辺晋一郎さん(作曲家)も見かけました。


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コンサートホール入り口までの階段は、クリスマスっぽく綺麗な色の明かりで照らされていました。

2012年12月 1日 (土)

築地~銀座で音楽づいた1日を過ごしました

昨日、12/11/30(金)。
有休を取っていた私Hは、パイプオルガンの無料コンサートを聞くために築地本願寺に向かいました。

築地本願寺。

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なぜ仏教寺院にパイプオルガンがあるのは謎。お寺自体もどこか西洋建築っぽかったり、とちょっと変わっています。

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大修復を終えたばかりの金ぴかぴんの本堂を目の前に、お香の香りが漂うなかで聞くパイプオルガンは、なかなか不思議な体験でした。

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演奏の始まる前と、終わった後で、合掌があったのが、お寺っぽくて良かったです。

コンサートが終わったあとは、そのまま歩いて銀座へ…

  ◆   ◆   ◆    ◆   ◆   ◆

次に向かったのは、山野楽器。

ここで驚くべきものを見てしまった。
中古のトロンボーン、お値段はなんと9,800円。マウスピースとケース付。(はじめは98,000円の間違いかと思った)
管楽器の経験は全くなかったが、非常に気になる。
思い切って店員さんに聞いてみたら、「吹いてみますか?」
親切な店員さんに教えてもらいながら、試奏させていただいた。
音が出たときはちょっとうれしかった。
というわけで、衝動買いしてしまった。

20121130_tronboon

買ってしまってから(本当は買う前からうすうす)思ったが、団地住まいの身、いったい何時どこで練習すればよいのだろう……

まだドレミも出せません。ちゃんと曲が吹けるようになるのはずっと先のことになりそうです。

  ◆   ◆   ◆    ◆   ◆   ◆

最後に向かったのは、ソニービル。

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8F OPUS で、「ベルリン・フィル in 銀座」を聴く。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を ソニーの現在望みうる最高レベルのデジタル技術を使って収録した映像と音声(4K/60P映像、DSD音声)。

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これを 200インチ大型スクリーンと最高級スピーカーで再生して、コンサートを再現する試み。
(実際のベルリン・フィルの演奏を聞いたことはもちろんないですが…)これは生演奏かと見紛うばかりの圧倒的臨場感でした。
「ワルキューレの騎行」の演奏が終わったとき、思わず拍手しそうになった手をあわてて止めました。うっかりヴァーチャルだということを忘れてしまうくらい音楽に没入していました。
ラトルの白髪の一本一本まではっきり見てとれたり(笑)とか、オーケストラのど真ん中で聴いているかのような感覚は、ある意味コンサート会場以上かもしれません。

  ◆   ◆   ◆    ◆   ◆   ◆

というわけで、築地~銀座で音楽づいた1日を過ごしました。

ちなみに今日は、昨日のトロンボーンの試奏と運搬で普段使わなかった筋肉を使ったせいか、両肩がいつも以上に凝っています。

2012年10月20日 (土)

フィリップ・グラス氏、来日しているそうです

121020glass

「世界文化賞」授賞式のため、グラス氏来日したそうです。

記念にコンサートとかないのかなぁ……

生きているうちにフィリップ・グラスのライブ、聴きたいものです。

ちなみに同じくミニマル畑のスティーブ・ライヒ氏のライブは今年12月に聴きに行きます。
でも私Hは、ライヒよりグラス派なんですよね……

2012年9月23日 (日)

オペラ「ハーメルンの笛ふき男」を聴いてきた

オペラ「ハーメルンの笛ふき男」《世界初演》(作曲:一柳慧)

先日(9/16 Sun)、私Hとaの二人で、横浜の神奈川県民ホールで観てきました。

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小学生のうちからオペラなんて、文教的に高いものを身に付けさせよう…などと狙っているわけでは全然ありませんが、両親がともに好きなクラシック音楽に親しんでもらいたい想いから、少々強引にaちゃんをコンサートへ連れて行ってます。

今回もその一環で。
場所もまあまあ近いし、子ども向けのファンタジックなオペラということで選択。
フンパーディンクのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」みたいなものなのでしょうか。観たことないので分かりませんが。

あと私Hが「世界初演」に弱いというのもあります。
世界中のほとんどの人が知らない初めての音楽に触れる…というのもありますし……
初演がそのまま聞き納め、にならないとも限らないので聴けるのは今だけ(かもしれない)という緊張感(?)がありますし……
(作曲家はそうはならないように、と願っているでしょうけれど)

     ■      ■      ■

笛ふき男の岡本知高さんは、男性なのにとても高い声が出るのに驚きました。裏声ではなく地声でです。男性でソプラノ音域を歌うのはソプラニスタというらしいです。(カウンターテナーより高い?)

私Hの大好きなパイプオルガンも時々登場し、笛ふき男登場などの場面でファンファーレぽく使われていた。(もっと鳴らして欲しかったなあ。)

ネズミを誘い出す愉快な歌、お祈りの美しい歌。

なかなか良かったけれど、オペラの歌唱は、ちょっと聞き取りづらかったかも知れません。(とくにaちゃんには)
(夏休みに観たとあるミュージカルの歌の方が耳馴染みがよく覚えやすかった。)

子役たちはみんな演技が上手でした。
子供たちが作った小道具(ネズミなど)どれも可愛らしかったです。

aちゃんの様子はというと、退屈そうにしているときもあったけど、節目節目では目を輝かして見入っているようなときもあったので、そこそこ楽しんでくれたのではないかと思っています。

     ■      ■      ■

一柳慧氏の作品は、今回初めて聴いた、というか、いままで意識したことのない作曲家さんだったのですが…
ちょっと経歴を調べてみたら、オノ・ヨーコと結婚していたことがあるとか、ジョン・ケージを日本に紹介したとか、ミニマル・ミュージックもやってるとか、俄然興味がわいてきました。
若いころの作品も機会があったら聴いてみよう…

とりあえずCDになっているのではこれが最新作のようです。

2012年9月14日 (金)

フィリップ・グラス氏に世界文化賞

私Hの敬愛する作曲家フィリップ・グラス氏が、2012年の「高松宮殿下記念世界文化賞」なるものを受賞したそうです。

高松宮殿下記念世界文化賞
高松宮殿下記念世界文化賞(たかまつのみやでんかきねんせかいぶんかしょう、Praemium Imperiale)は、1988年(昭和63年)に財団法人日本美術協会が前総裁・高松宮宣仁親王の「世界の文化芸術の普及向上に広く寄与したい」という遺志を継ぎ、協会設立100周年を記念して創設した賞である。

「絵画」、「彫刻」、「建築」、「音楽」、「演劇・映像」の5部門で優れた人物に授与される。文化芸術の分野でノーベル賞を補完しようとする目的がある(ノーベル賞に存在する文学部門がないのはそのためである)。
例年9月中旬に受賞者が発表され、10月下旬に明治記念館で授賞式が行われる。その報道は、日本美術協会がフジサンケイグループに属している関係で、産経新聞では1面で大きく掲載し、フジテレビジョンでは授賞式の特別番組を放送しているほか、FNNのニュース番組でも受賞者の横顔が取り上げられる。他のメディアでも扱われる。また、新聞メディアではサンケイスポーツ、夕刊フジ、SANKEI EXPRESSなどの産経系新聞各紙でも他紙より大きく扱われる。

(Wikipediaより)

高松宮殿下記念世界文化賞
http://www.praemiumimperiale.org/

日本の美術協会が出す賞に、どれくらい国際的権威があるのかないのか知らないのですが(フジサンケイグループが…云々言われると???)
とにかくおめでとうございます。

ひょっとして来日するのかな……

【第24回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者の素顔】フィリップ・グラス(音楽部門)
(MSN産経ニュース)
 

ちなみに昨年の音楽部門受賞者は 小澤征爾氏だったそうです。

 

2012年9月 2日 (日)

忘れてた!夏休みの宿題(ウソ)

すっかり忘れてました。夏休みの音楽の宿題。
といってもaちゃんの小学校の宿題ではありませんのでご安心ください。

今夏、オタマトーンデラックスの発売を記念して「世界オタマトーン動画コンテスト」が開かれていました。

 ⇒「世界オタマトーン動画コンテスト」 開催!![明和電機 社長ブログ]

オタマトーンというのは、明和電機製のオタマジャクシ(音符)形面白電子楽器です。

私Hも“オタマトーンデラックス”を購入し、この戦列にに参加しようと思ったのが約2ヶ月前。(写真の左は、通常のオタマトーン(黒)です。)

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大きいオタマ1匹と小さいオタマ2匹、それにチワワ1匹。
今年の夏休みは、Rさん、aちゃんも動員してすごい動画作るぞ……と意気込んでいたはずだったのですが、

20120616_200417

いまのいままですっかり忘れていました。

エントリーの締め切りは、8月31日。がっくり。

社長さんブログで見られますが、審査員は錚々たる顔ぶれ。
私Hたちの演奏が見てもらえなくて残念です。(←練習してもいなかったのにそういうこと言う)

かくなる上は、いったいどんな動画がグランプリを獲るのか?
一般聴衆として楽しみたいと思います。

動画コンテストには参加しそびれてしまいましたが、オタマトーンはとてもおもしろいです。
長いこと音楽は聴き専だった私Hに、ひさびさに自ら演奏する楽しさを思い出させてくれました。

お子さまやお友達へのプレゼントにも好適だと思います。一匹いかがですか?

2012年7月 7日 (土)

パブロ・シーグレル“ブエノスアイレスの四季” 公演を聴いた

一昨日の7月4日、
ピアソラ五重奏団のピアニストをつとめたパブロ・シーグレル氏のコンサートを聴いてきました。
ピアソラのバンドのメンバーだった人の演奏をナマで聴くのははじめてだったので、期待は大でした。その期待に違わずとても素晴らしい演奏でした。

アストル・ピアソラ没後20年記念
ブエノスアイレスの四季
パブロ・シーグレル(ピアノ/指揮/作曲/編曲)
パブロ・シーグレル・フェスティバル・オーケストラ

2012年7月4日
東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(初台)

20120705_002956

 

[曲目]

[第1部]
 シーグレル:《ブエノスアイレス組曲》より「アスファルト」
 ピアソラ:天使の序章
 ピアソラ:イマヘネス676
 コビアン:郷愁
 ピアソラ:リベルタンゴ
 ピアソラ:忘却
 ピアソラ:《ブエノスアイレスのマリア》より「フーガと神秘」

[第2部]
 ピアソラ:《ブエノスアイレスの四季》(P.シーグレル版 日本初演)

[アンコール]
 シーグレル:風のミロンガ
 ピアソラ:《ブエノスアイレスのマリア》より「フーガと神秘」
 シーグレル:石蹴り遊び

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演奏曲目は、どれもCDで何度も聴き知っている曲ばかりでしたけれど、それでもやはりナマで演奏を聴くと、CDを何十篇聴いても得られないもの(感動?喜び?)があることを思い知らされました。

「リベルタンゴ」は、それこそいろんな演奏家の何十通りもの演奏を何百回となく聴いてきたわけですが、今回聴いたシーグレルのリベルタンゴは、ジャズの語法が前面に出た、いままでの誰の演奏とも似ていないとてもユニークなリベルタンゴという感じがしました。
(この曲はまだまだどんな演奏が出てくるのか、考えると楽しくなりました。ヨーヨー・マしか知らなかったらもったいない?!)

パブロ・シーグレルという人は、若いころはクラシックを学び、その後ジャズピアニストとして活動していたところを、ピアソラに拾われてモダン・タンゴの世界に足を踏み入れた人という風に理解していますが、彼の音楽はやはりジャズに裏打ちされているんだなあと感じました。(私H、ジャズのことは全然分からないんですがね…)

シーグレル氏自身の作の曲はもちろんのこと、ピアソラ作の曲「リベルタンゴ」、「ブエノスアイレスの四季」などでも、ジャズ風の即興的なピアノが入り、シーグレル氏の本領発揮という感じでとても格好よかったです。こんなのクラシック畑のピアニストには絶対に弾けないだろうな、と。

ピュアなクラシックの人だと卒倒してそまいそうな、楽器の胴を叩く打楽器的な奏法(タンゴではよくやる)もバンドネオン、コントラバス、そしてグランドピアノでも見られて楽しかったです。

アンコールは3曲もやってくれるというサービス精神旺盛さ。アンコールのときに英語でスピーチしてくれたんだけど、半分も聞き取れないのは我ながら心底悲しくなりました。

私Hがよく見ていたピアソラ五重奏団のDVD「ライヴ・アット・モントリオール1984」では、ポロシャツとGパンのあんちゃんって感じだったシーグレル氏ですが、カッコイイ初老の男性になってました。
でも、演奏のクライマックスではイスから跳ね上がらんばかりだったり、時には楽譜を落としてバラけさせちゃったり、お茶目なところも見られて面白かったです。

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シーグレル氏へのインタビュー記事 [東京オペラシティ公式サイトより]

より以前の記事一覧

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