私Hが札幌で予備校生をしていた時、とある講師が,
「(よい)本は東京でなければ手に入らない」
「札幌でも本は手に入らないんだよ。」
というような主旨のことを言っていたのですが、無知な私は、
「そんなばかな,注文すれば届くっしょ」
ぐらいに思っていたものです。
そしていまやネット全盛時代。
そんな地方格差なんてもう解消されたものとばかり思っていた。
(その講師は普段は東京の校舎で教え、週一二で札幌校に飛んできている人でした)
もう1ヶ月ほど前のことになりますが、初めて神田神保町まで行ってきました。
その経緯というのが…
どうしても読んでみたい本が出てきたのですが、
楽天ブックス、bk1では書誌情報はあるが品切で注文できず。
Amazonでは注文こそできたものの2週間程して版元品切とのメールが届く。ネット書店は全滅。
どこかに在庫が残ってないかと思ってチェーン店が一杯ありそうな本屋さんに店頭で注文してみたりしたけどダメ。(系列全店舗の店頭在庫を探してくれるようなシステムになっていなかっただけかもしれないけど)
もう一度ネットに立ち返ってみると、店舗を持っていて店頭在庫を検索できる本屋さんも結構あることが分かってきた。
ジュンク堂(池袋店) … 在庫なし
紀伊国屋書店(全店) … 在庫なし
旭屋書店(全店) … なんと 名古屋と福岡 に在庫アリ!
「おお!望みは絶たれてなかった!でもそんな所行けないぞ…」
旭屋といえば札幌に住んでた時はずいぶん世話になったなぁ、狸小路のアルシュ地下にあった頃。
今はステラプレイスにあるんだっけ…
三省堂(神保町本店/岩波ブックセンター/他名古屋2店舗)
… 岩波ブックセンター(神保町) に在庫アリ!
「やったー、ここなら何とか買いにいけそうだ…」
と、こんなでようやく目的の本を購入可能圏に発見したのでした。
取り置きサービスを申し込んでから、「確保」のメールが届いた時の嬉しかったこ と。
翌日。
仕事早く切り上げて即行するも、神保町着が19時近く。岩波BCの営業は19:30迄。
この時間には
古本屋街はほとんど店仕舞のご様子。
古本屋巡りが全く出来なかったのが残念ではあるが、収獲は多かった。
で、ようやっとで手に入れたのがこの書。
「ロクス・ソルス」 レーモン・ルーセル著 平凡社ライブラリー
その他にも、欲しかった「サハロフ回想録上下巻」も見付けてゲット。
イレギュラーな出費は痛かったけど“見つけたときに買っとかないと、次はもう無い”ですからね。本やCDの場合は…
まだまだリアルな本屋も捨てたものではないと思った一日でした。
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