最近のトラックバック

無料ブログはココログ

カテゴリー「ドクショ」の記事

2009年9月30日 (水)

大好きな絵本の作家さんが…

たいへんインパクトある(破壊的といってもよい)作風で、aちゃんもRさんも、もちろん私Hも大好きだった絵本作家のかがくいひろしさんがお亡くなりになったそうです。

 →[Infoseekニュース]かがくいひろし氏(絵本作家)が死去 (読売新聞)

図書館に新しい絵本が入るのが楽しみで、いつも真っ先に借りていたのに……
もう新作が読めないのかと思うとと非常に残念です。

心よりご冥福をお祈りいたします。


【bk1ギフト券】 09affivc09040930
 ※このギフト券は【お一人様1回のみ】ご利用いただけます。
 ※このギフト券は 2009/09/30(水) 23:59 までご利用いただけます。
 ※税抜3,000円以上ご注文の場合にご利用いただけます。

 (送料・手数料を除く)
 ※モバイルビーケーワンではご利用いただけません。

bk1で利用できるギフト券です。本日のみですが(汗)ご利用ください。



 

2009年9月 4日 (金)

【読了】江戸時代はそんなに恐ろしかったのか?

この度、アンケートサイト『AQUTNETリサーチ』の本読みブロガーに当選しまして、

「本当は恐ろしい江戸時代」(
八幡和郎著 ソフトバンク新書103)

を読ませていただきました。
ようやく読み終えましたので、感想など述べさせていただきます。

タダで読ませてもらったのにこう言ってしまうのは気が引けるのですが、一言で言えば正直イマイチでした。

「江戸時代は北朝鮮そっくりだった!?」

というのがオビのコピーですが、ここそこで「江戸に学べ」と主張し、江戸時代は、環境にやさしかった、地方分権が行われていた、平和だった、江戸時代に生きた人は幸福だった、だのに、明治維新・文明開化で日本は悪くなった……という江戸時代礼賛論者の江戸時代観を実際はそんなものではなかったのだよ、と覆そうという狙いが本書にはあるようです。

そのような前提で江戸時代の政治体制、社会制度、教育制度、などが筆者独自の視点で否定的に(そして明治維新後にどれだけマシになったのか…)述べられています。

そして封建的な江戸時代は現在の北朝鮮にそっくりであると……

筆者が危惧するほど、現在の日本に江戸時代賛美の風潮があるのかどうか、私には分かりません。ただ、前のNHK大河ドラマ「篤姫」がなかなかの評判だったことから、江戸時代幕末期~明治維新の時代に人々の関心が集まっていたのは事実でしょう。

私は、別に江戸時代至上主義者ではなく、ただ歴史にちょっと興味があるだけの一市民にすぎません。なぜ筆者が江戸時代を(半ば強引に)北朝鮮と同一視して、目の敵にするのか理解に苦しみます。

個々のエピソードは決して面白くないわけではないのだけれど、

 こんなに江戸はダメダメだったんだよ、
 徳川将軍なんてほとんど妾の子だからバカばっかりさ、
 明治維新、文明開化でどんなに良くなったことか

始終そんな調子で語られるので、ちとつらいです。

筆者には、明治維新以降日本が突き進んだ近代化が行き着いた先は、帝国主義、戦争、そして敗戦。だから間違っていた…というふうに、世界史上でもまれな近代化の成功例であるはずの明治国家による改革が、不当に低く評価されている…という思いがあるようです。

その主張には私も同調する者ですが、だからといって、幕藩体制の江戸の姿が現代の北朝鮮の平壌の姿と同じだと主張するのは、ちょっと強引過ぎやしないかな?
たしかに将軍様が治めているという点は同じといえるのですが…
かのお国は、鎖国どころか「物騒な」外交をしっかりやってるじゃないですか。

この本は、視点を変えて、「本当は恐ろしい江戸時代」ではなく「本当は素晴らしい明治時代」とでもしたほうが、ずっと素直で気持ちよく読めたような気がします。

本当は恐ろしい江戸時代  ソフトバンク新書

『AQUTNETリサーチ「本読みブロガー」提供書籍』


2009年5月23日 (土)

中島敦~今年は生誕100年らしい

文学にはそれほど関心の強くない私Hですが、全集揃えるほどにお気に入りの作家もいることにはいます。

中島敦です。
>全集とはいっても文庫本3冊ぽっきり
>>それでもまだ全部読みきれない

みなさん学校で国語の時間に読んだでしょう、『山月記』。

格調高い文体などと言われていますが…漢文調の「山月記」などの印象が強いためか…真面目ーな文章ばかりかと思いきや、他の作品も読んでみると、なかなかユーモラスな面もあり、私Hが申すまでもないのですが、相当の文才の持ち主だったと想像されます。
“芥川龍之介の再来”と言われたとか。1909生~1942没(享年33)だから、亡くなったのはいまの私とほぼ同年代ではないか。

歴史上の人物に題材を求めた(特に古代中国が多い)「李陵」「弟子」なども良いけれど、
個人的には私小説的な「狼疾記」「かめれおん日記」などが好み。 
小説の主人公の異常に神経質な心情が、クヨクヨ思い悩む憂鬱体質の私Hにはぴったりリンクしたりする。(ですので万人受けはしないかもなあ、です)
作家本人にもそんな傾向があったのでしょうか。私Hなんかと一緒にされたら、先方にはご迷惑でしょうが、考え方の傾向とか、「ひょっとして僕と同類?」と思わずにはいられません。(決して私Hに中島敦のような才能がある、と言いたいのではありません)

そして、西遊記に題材を得た「悟浄出世」「悟浄歎異」

『お互いに解っているふりをしようぜ。解ってやしないんだってことは、お互いに解り切っているんだから』という約束の下にみんな生きているらしいぞ。

分からないことを強いて尋ねようとしなくなることが、結局、分かったということなのか?

沙悟浄の辿る旅は、ネガティブ思考人間である私Hにとって“生き方のしるべ”のようでもあります。

Image252_2青空文庫でタダで読めます。ケータイ読書もいかがですか。
青空文庫 作家別作品リスト「中島敦」

「文字禍」とか「名人伝」とか、短くてあっという間に読めて、本当に面白いから・・・オススメします。


最近知ったのですが、今年2009年は生誕100年にあたるそうです。
イベントや縁りの地も、機会があれば訪ねてみたいものです。

と、思ってたそばから招待券をゲット。近所のTSUTAYAに一枚だけ置いてあった。これもきっと何かの思し召しに違いない。


2008年3月 8日 (土)

【積読】a、二歳半になる

何とはなしに本屋さんに寄って、ふと気付いたら目の前にこの本がありました。

           
二歳半という年齢―認知・社会性・ことばの発達 (子どものこころ)
二歳半という年齢―認知・社会性・ことばの発達 (子どものこころ)
著:久保田 正人
出版社:新曜社
発売日:1993/07

参考価格:¥ 2,310
価格:¥ 2,310
OFF :  ()
発送可能時期:出品者から通常2営業日以内に発送します。
(2008/03/08 00:29現在)
   

奇しくも今日は娘のaが生まれてちょうど2歳半になる日(日付変わっちゃいましたけど)。
一般向けというよりはどちらかというと学術書といった態でやや難しそうではありましたが、
何だか私に買ってもらうためにそこで待っていた、ような感じがしてついつい買ってしまった。

本やCDでは時々そういうことがあったりする。

「書物復権」なるリクエスト復刊企画で復刊された本らしいので名著なのかも…

2008年2月19日 (火)

【積読】近松を激安入手

近所のTSUTAYAのバーゲン本ワゴンの中。
倒産出版社の本に混じってたこの1冊。なんと新品なのに100円なり。

         
曽根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)
曽根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)
著:近松 門左衛門
出版社:岩波書店
発売日:1984/01

価格:¥903
   

でもなぜに…
天下の岩波書店だよ。潰れてないでしょ。返本だってできただろうに。
安く買えたからいいけど。

いつか読んでみたいと思ってたので、よい買い物をした。
(でもかなり長い間、積んどかれることになるのは間違いない)

2008年1月19日 (土)

初めての神保町行

私Hが札幌で予備校生をしていた時、とある講師が,

「(よい)本は東京でなければ手に入らない」
「札幌でも本は手に入らないんだよ。」

というような主旨のことを言っていたのですが、無知な私は、

「そんなばかな,注文すれば届くっしょ」

ぐらいに思っていたものです。
そしていまやネット全盛時代。
そんな地方格差なんてもう解消されたものとばかり思っていた。

(その講師は普段は東京の校舎で教え、週一二で札幌校に飛んできている人でした)

もう1ヶ月ほど前のことになりますが、初めて神田神保町まで行ってきました。

その経緯というのが…

どうしても読んでみたい本が出てきたのですが、
楽天ブックス、bk1では書誌情報はあるが品切で注文できず。
Amazonでは注文こそできたものの2週間程して版元品切とのメールが届く。ネット書店は全滅。

どこかに在庫が残ってないかと思ってチェーン店が一杯ありそうな本屋さんに店頭で注文してみたりしたけどダメ。(系列全店舗の店頭在庫を探してくれるようなシステムになっていなかっただけかもしれないけど)

もう一度ネットに立ち返ってみると、店舗を持っていて店頭在庫を検索できる本屋さんも結構あることが分かってきた。

 ジュンク堂(池袋店) … 在庫なし
 紀伊国屋書店(全店) … 在庫なし
 旭屋書店(全店) … なんと 名古屋と福岡 に在庫アリ!

  「おお!望みは絶たれてなかった!でもそんな所行けないぞ…」

 旭屋といえば札幌に住んでた時はずいぶん世話になったなぁ、狸小路のアルシュ地下にあった頃。
 今はステラプレイスにあるんだっけ…

 三省堂(神保町本店/岩波ブックセンター/他名古屋2店舗)
                … 岩波ブックセンター(神保町) に在庫アリ!

  「やったー、ここなら何とか買いにいけそうだ…」

と、こんなでようやく目的の本を購入可能圏に発見したのでした。
取り置きサービスを申し込んでから、「確保」のメールが届いた時の嬉しかったこ と。

翌日。
仕事早く切り上げて即行するも、神保町着が19時近く。岩波BCの営業は19:30迄。
この時間には 古本屋街はほとんど店仕舞のご様子。
古本屋巡りが全く出来なかったのが残念ではあるが、収獲は多かった。

で、ようやっとで手に入れたのがこの書。

「ロクス・ソルス」 レーモン・ルーセル著 平凡社ライブラリー

Hon1_2

その他にも、欲しかった「サハロフ回想録上下巻」も見付けてゲット。

Hon2_2

イレギュラーな出費は痛かったけど“見つけたときに買っとかないと、次はもう無い”ですからね。本やCDの場合は…
まだまだリアルな本屋も捨てたものではないと思った一日でした。

2008年1月 6日 (日)

【積読】「知の再発見」双書から

[2008/1購入]
知の再発見双書
テーマごとに細分化されて、知りたい知識が網羅的俯瞰的に得られるこのシリーズ、いいですね。カラフルな図画が豊富なのも◎。

今回購入したのは下の2点。

           
聖書入門 (「知の再発見」双書)
聖書入門 (「知の再発見」双書)
著:ピエール ジベール
出版社:創元社
発売日:2000/12

価格:¥1,575
ピエール ジベール(著) , Pierre Gibert(原著) , 遠藤 ゆかり(翻訳)

   
           
ロシア革命 (「知の再発見」双書)
ロシア革命 (「知の再発見」双書)
著:ニコラ ヴェルト
出版社:創元社
発売日:2004/08

価格:¥1,575
ニコラ ヴェルト(著) , Nicolas Werth(原著) , 遠藤 ゆかり(翻訳)

   

ちなみに既に持っているのは…

           
アーサー王伝説 (「知の再発見」双書)
アーサー王伝説 (「知の再発見」双書)
著:アンヌ ベルトゥロ
出版社:創元社
発売日:1997/10

価格:¥1,575
アンヌ ベルトゥロ(著) , Anne Berthelot(原著) , 村上 伸子(翻訳)

   

2008年1月 5日 (土)

2007年の読書まとめて(其の弐)

SF小説では フィリップ・K・ディック 作品を二点ほど・・・

ディック氏の作品を読むのは下の二作が初めてですが、
読んでいるうちは、ふんふんなかなか面白いなあ、と思わせてくれるのですが、読んだ後は何が良かったのか全然印象に残っていないというか……非常にあっさりした読後感でして、あんまり私の好みではないのかもしれません。

最後から二番目の真実

           
最後から二番目の真実
最後から二番目の真実
著:フィリップ K.ディック
出版社:東京創元社
発売日:2007/05

価格:¥1,008
フィリップ K.ディック(著) , 佐藤 龍雄(翻訳)

   

核戦争モノが好きなのと、しばらく入手困難だった作品の新訳が出たというで読んでみました。

世界中の人々は、核兵器の攻撃から逃れるため地下塔(アントタンク)に避難し、要員と呼ばれる戦闘ロボットを生産しながら、いつ終わるとも知れぬ戦時をもう15年に生きている。
でも実のところは戦争はとっくの昔に終わっていて、地上は特権階級が支配する世界になっている。要員というのはエリート階級のお手伝いロボットにすぎない。地下の人々は上から与えられる嘘の情報を真実と思い込まされている。
でも15年も経てばポツリポツリと地上にあがってくる人間もいるわけで……というお話。

1984年(オーウェル)」っぽさが随所に感じられます。個人的には1984年の方が圧倒的に素晴らしいかと。


高い城の男

           
[No Image]
高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)
著:フィリップ K.ディック
出版社:早川書房
発売日:1984/07

価格:¥798
フィリップ K.ディック(著) , 浅倉 久志(翻訳)

   

第2次世界大戦で枢軸国側が勝利し、日独に分割統治されることとなったアメリカ合衆国がこの物語の舞台です。物語の中で、“もし戦争でアメリカが日独に勝利していたら”という独側支配地域では発禁処分のイフ小説がでてきます。その小説中小説で描かれている世界というのが、現在(小説中の現在ってことです)の日独支配の世界とあんまり変わりないんですよね。こういうのをメタフィクションというのでしょうか?話の構造としてはなかなか面白いなぁと思いました。

あとこの物語の主要な登場人物は皆「易経」に身を委ねて生きています。「当たるも八卦当たらぬも八卦」の占いです。(ちょっと図書館で 「中国の思想  易経(徳間書店)」なる本を見つけ眺めてみましたが、確かにオモシロそうな世界ではあります。)でも、そんなに「易経」「道(タオ)」とかに通じている人ばかりというのもどうかと思います…

そして、なんだかよく分からない結末でした。

2007年12月29日 (土)

2007年の読書まとめて(其の壱)

個別に記事にできなかったけど、今年 積 and/or 読んだ本をまとめて

【読了】国家の品格

         
国家の品格 (新潮新書)
国家の品格 (新潮新書)
著:藤原 正彦
出版社:新潮社
発売日:2005/11

価格:¥714



   

(すいません。ほとんど記憶に残っていないので印象だけです)
著者の考えには基本的に同意なんだけど、でも、あなたに言われるのはなんだかなあ、という感じ。
それと、たしかに我国は情けの国かもしれませんが、あんまり 情 ばかりを優先させるのもどうかなあ… と。そういう私が西洋的な思考に毒されているのでしょうか。


【読了】生物と無生物のあいだ

         
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
著:福岡 伸一
出版社:講談社
発売日:2007/05/18

価格:¥777
 

なかなか興味深い本でした。
研究者の生活っていうのはこんなものか、というのが伝わってくる。
分子生物学の内容自体にはあまり深く立ち入ってないが、それに関わってきた人々の人間模様などが窺い知れて、読み物として面白かった。
結びはちょっと感動的ですらあった。

(つづく)

2007年12月19日 (水)

【読了】科学哲学っぽいものの超入門書

哲学的な何か、あと科学とか

           
哲学的な何か、あと科学とか
哲学的な何か、あと科学とか
著:飲茶
出版社:二見書房
発売日:2006/11/30

参考価格:¥ 1,575
価格:¥ 1,575
   

 いわゆる『哲学』(ウィトゲンシュタインだとかヘーゲルだとか…形而上学だの何だのといった文学部哲学科でやってるような…<それは私だけのイメージかもしれません)というよりは、『科学哲学』のすごーく易しい読み物といった様相。 量子力学のことにかなり多くのページを割いてあり、哲学よりも科学について感じ入ることが多かった。著者の興味のベクトルは、かつて理系だった私Hのそれととても似ている。大変オモシロイたとえ話で「イシキ(意識)とは何か?」という深遠な問いに迫ります。もちろん答えが与えられる訳ではないけど (そりゃそうだ。遠い昔からエライひとたちが何千年となく考えつづけているけど、まだ答えは出ないのだ。その答えをくれるのが宗教なんですかね?) いろいろと考えるとっかかりになります。読後は、科学哲学的な何かについて、もっともっと知りたい欲求にかられました。

●う~ん、どうやら私Hは、いままでずっと「科学」というものについて勘違いをしていたようです。もうちょっと言うと「理学部」と「工学部」の違いとかです。

●読書中いろいろと考えたような気もしますが、ショウペンハウエル先生の言にあるとおり、結局のところ著者に考えてもらっていただけなのかもしれません。自分でも考えたような気になっていただけ?そんな風に考えていくと、自分自身の力で考えられることなどこれっぽっちもないような気がして悲しくなってきます。

登場人物

  • H
    このブログのオーナー
  • R
    Hの妻
  • a
    HとRの娘。現在4歳。
  • Mime
    Hのモバイルパソコン
  • Siegfrid
    Hのデスクトップパソコン
  • Walkure
    RとHの共有デスクトップPC

LINK

  • Hi-Ho, Sir!
    お出かけでのあれやこれやを綴るブログ
  • R & H Room
    私Hと愛妻Rと愛娘a のサイトです(開店休業中)

AD

  • HMVジャパン クラシック検索

ads


2009年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31